Stardventure【☆STARD☆】のTatsuyaです。
このブログでは、「無限の可能性を、全力で冒険しよう!」をコンセプトに、僕が今までの受験勉強やキャンパスライフで得た知識や情報を発信しています。
今回は、☆STARD☆【Study】勉強法編、「参考書の効果的な使い方」についてお話ししていきます。
実は参考書は、書いてある中身に比べると安く購入でき、非常にコスパがいいんです。
最近では、大手予備校の先生が手がけている参考書も多くなり、実際に予備校の授業でその先生が教えている内容も、たったの数千円で分かります。
そんな超コスパのよい参考書を超効果的に使い、成績もぐんぐん上がっていくと、とても得をした気分になれますね。
参考書を使って超コスパのいい勉強をしましょう!
参考書の種類を見直そう
参考書は、日に日に新しいものが出版されています。
簡単なものから難しいもの、わかりやすい初心者向けのものから、ほぼ全ての範囲を網羅している上級者向けのものまで。
最近では、見やすいイラストが豊富なタイプや漫画タイプのものまであります。
そんないろいろ種類がある参考書。
本当に今の自分に合っているものなのか、しっかり見極めたいものです。
例えば、
- 新たに勉強をはじめようとしている科目や分野の場合、わかりやすい初心者向けの参考書
- 勉強しようと思っている科目や分野が、ある程度分かっている場合、網羅系の参考書や難易度の高い参考書
を選ぶような感じです。
参考書の種類や対象は、
- 本の「はじめに」というページ
- 「本書の使い方」のページ
に載っていることが多いです。
じっくり考えて購入するようにしましょう。
この「自分に合った参考書の選び方」については、また別記事で詳しく書こうと思います。
何周もしよう
参考書は、使い方にもよりますが、基本何周も繰り返して学習することが大事です。
よく1周するだけで満足する人もいますが、それだけではせっかく購入した参考書の半分くらいしか身についていないでしょう。
何周も繰り返し学習すればするほど、どんどん定着していきます。
しかし参考書をただ何周も繰り返し読むだけでは、あまり効果はありません。
いくつかポイントがあります。
1周目は全体像を把握しよう
まず参考書を読み始めた1周目は、全体像を把握することがポイントです。
1周目は当然、参考書に何が書いてあるのかを全然把握していないでしょう。
そういう状況で、参考書に書いてある全ての重要語やポイントを読んで理解していくには、かなりの根気が必要です。
1周目は、その参考書の全体像を把握することに努めて下さい。
細かいところを読んだり理解するのは2周目以降にして、
- 細かいところは全然覚えていないけど、だいたいこんな内容のことが書いてあったな
- この章はこんな感じの内容だったな
と全体像と大まかな流れを把握していきます。
今仮に、昔話の「桃太郎」という参考書があるとしましょう。この「桃太郎」という参考書を購入して、今から1周目、「全体像の把握」をしていこうとなりました。
桃太郎の参考書の「全体像の把握」ができている状態とは、次のような状態のことです。
桃太郎を全然知らなかった人が桃太郎を読んで、どんな話であったのかを聞かれたときに、
「桃太郎っていう少年が、3匹の動物と一緒に、鬼を退治しに行く話」と答えます。
しかし、その3匹の動物が何なのかを正確にに覚えていません。
この状態が、細かい知識は覚えていないけど、桃太郎の話の全体像は把握できている状態です。
このように全体像を把握することで、
- 参考書に書いてあるだいたいの内容がわかる
- その科目や分野が、どういった内容なのかイメージできる
- 参考書のどの辺りが簡単で、難しいのかがわかる
- 2周目以降どの辺りに時間をかけるのがいいのか、戦略を立てることができる
- 全体像がわかると、その科目や分野に対する抵抗が少なくなる
と多くのメリットがあります。
2周目以降は細かいところにも目を通していこう
参考書を2周目以降するときは、参考書に書いてある細かいところにも目を通していきましょう。
先ほどの桃太郎の例でいうなら、登場する動物は、サルとイヌそしてキジであることも覚えるといった感じです。
もう1周はして全体像は把握できているため、参考書の内容はだいたいわかっています。
そのため細かい部分に目を通しはじめても、
- この部分は、参考書全体の中のこの辺りだとわかる
- 「全体像の把握」のときには、AとBのつながりが見えてこなかったけど、ゆっくり細かく読めばAとBの関連性が見えてくる
- 1周目は、とにかく読み進めることで精一杯だったけど、2周目以降は細かい部分に目を通しても、パンクせず挫折することなく読み進めていくことができる
といったことがのぞめます。
参考書を使ってアウトプットをしよう
参考書は読むだけではなく、ぜひ読んだ参考書を使ってアウトプットをして下さい。
参考書は、読むだけになってしまうことが多いです。
参考書の文字を追ってるばかりで読んでいるだけだと、
- 眠くなってきて、集中力が低下する
- 読んだだけでは、なかなか試験など実践の場で使いこなすことができない
などあまり効果的な勉強ができません。
そのため、参考書を使って区切りのいいところまでインプットしたら、定期的にアウトプットをしていきましょう。
参考書を使ってアウトプットする方法ですが、いろいろあります。
例えば、
- 参考書で読んだ内容を、誰かに説明する
- 簡単に図や表でまとめる
- 簡単なテスト問題を作ってみる
などがあります。
自分がやりやすいように、アウトプットしてみて下さい。
このように定期的にアウトプットすることで、
- メリハリのある勉強ができる
- 1冊の参考書に書いてある内容をより自分のものにできる
などといいことばかりです。
はじめのうちは難しいですが、諦めずに挑戦してみて下さい。そのうち自分にあったアウトプット法が見つかってくるはずです。
参考書に直接書き込んだり、印をつけよう
参考書に何も書き込まず、まっさらな状態にし続ける人をよく見ます。
きれいな状態を保つことはいいのですが、何も書き込まなかったり、印をつけないと、買った当初と全く同じです。
参考書は、誰でも使えるように作られています。
そのため、ある人にとってはわかりにくかったり、ある人にとっては赤字で書いていない部分が重要であったりします。
学校の授業やインターネットなどで調べた、自分にとってわかりやすかった説明やイラストを参考書に書き込んでみて下さい。
そうして自分だけの参考書を作っていくと、より自分にあった参考書となり、勉強や復習がしやすいようになります。
色ペンを使って、コメントを付け足していこう
テストや問題集をしていると、その出題問題や解説などから新たに学んだり気づいたりすることが多くでてきます。
また学校の先生や友達などに教えてもらって、新たに学んだり気づいたりすることもあるでしょう。
そのような場合、学んだことや勉強したことを参考書の該当する範囲のページの余白などに、少しでもいいのでコメントを付け足しておきましょう。
コメントを付け足していくことで、参考書を使った復習にメリハリがうまれます。
またここで、「鉛筆やシャープペンシル」ではなく、「色ペン」としているのにも理由があります。
参考書の文字は、ほとんど黒で印刷されています。そこで黒の文字でコメントすると、少し見にくくなり、コメントが強調されません。
赤ペンや青ペンなどを使用して、付け足したコメントが目立つようにするのもおすすめです。
「コメントの付け方」に関する詳しい記事は、なた実際に僕がしている例をもとに、詳しく書こうと思います。
マーカーを効果的に使おう
重要な所や何か印をつけておきたい場合に、マーカーをつかうことは大事です。
それに読んでいるだけよりも、マーカーを使いながら読んだ方が、能動的に読むことができます。
どこにマーカーや色ペンで印をつけるかは、人それぞれ自分なりの方法があると思います。
僕が受験生の時や、今医学部の試験勉強や資格勉強をするときは、自分がよく理解していない所や過去問に出題されていた所などにマーカーで印をつけています。
しかし
マーカーを使いすぎて、ほとんど全ての文章や言葉にマーカーを塗っている
人がいます。
マーカーを使うことはいいのですが、マーカーは何かの目印のために使っているはずです。
全ての文章にマーカーを塗ってしまうと、
- どこが大事な箇所か、目印にしたい箇所がどこなのか、がわからなくなる
- マーカーを塗ること自体に集中してしまって、文章の理解がおろそかになってしまう
などの弊害がうまれます。
マーカーは塗りすぎず、効果的に使うようにしましょう。
複数の参考書には手を出さないでおこう
購入した参考書をまだ完璧にしていないのに、ネットや友達、塾などで評判のいい参考書の名前を聞くと、すぐその参考書を購入してはじめからやり始める人がいます。
僕も学生時代はそうでした。
- 今使っている参考書よりわかりやすいらしいから、別に乗り換えてもいいのでは
- 今使っている参考書のことはだいたい分かったから、新しいものを買おう
確かに新しい参考書を購入するには、最もらしい理由です。
しかし僕自身もいろいろな参考書を使ってきて思うことは、
参考書の内容ってどれもほとんど同じである
ということです。
多少の差はあるものの、参考書に書いてある内容はどれも似たり寄ったりです。
それならば、わざわざ違う参考書を購入して、またはじめから読み始めるよりも、なじみのある参考書を使用して、2周目3周目と何度も繰り返し勉強した方が効果的です。
効果的というか、断言できます。
何度も繰り返して学習するうちに、細部にまで目を通すことができるようになり、行間が見えてくるからです。
また別記事で書こうと思いますが、
参考書1冊を完璧にすることってとんでもなく難しい
です。
そう簡単に参考書に書いてある内容を完璧にすることはできません。
今持っている参考書を信じて、何度も学習してみて下さい。
まとめ
今回は「参考書の効果的な使い方」について、冒険しました。
最近の参考書は種類が非常にさまざまで、参考書選びに迷うことが多いです。
しかし参考書の種類が多いということは、それだけ自分にあった参考書がある可能性が大きいということでもあります。
超コスパのいい参考書を、自分だけのオリジナル参考書にカスタマイズして、超効果的な勉強をしていきましょう。
それでは、また次の冒険で!
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